見積りには隠れた情報がある⁉複数業者に依頼すれば理解しやすい‼

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なぜ複数の業者から合い見積もりを取った方がいいのか!?その理由とは
塗装業者に仕事を頼む時は、一昔前は電話で呼ぶのが一般的でした。
近年では、サイトで実績や費用を調べてから依頼をする傾向にあります。
調べてみると、実績が掲載されていない、若しくは不足しているサイトも多いです。
全てではないですが、そういった業者に仕事を任せてしまった時には、ミスや、施工不良が起きる可能性が高いです。
これを未然に防ぐ方法として、まずは見積もりについて理解することです。
経験不足の業者であれば正しい知識がないので、見積書の内容が薄くなります。
明らかに薄い内容の場合には断ってもよいでしょう。
反対に濃い見積りの内容では、業者について知れることが多くなります。
ただ、注意してほしいことは、いくら内容が濃くても出鱈目な場合があることです。
見積もりの根拠を示し、説明に納得ができて検証できれば、その業者が誠実かどうかを知る手掛かりになります。
簡単な例では、工期と人工の関係はあっているのか⁉
平均的な費用になっているのか⁉
妥当な数字なのか⁉
なぜ、その塗料を使う必要があるのか⁉
一貫した塗料を使うと謳っている業者もありますが、外壁材や劣化の状態も塗料の選定条件に必要なため、厳密にいえば正しくないでしょう。
こういった視点から見れば見積もりには多くの情報が隠されているということになり、紐解く価値は十分にあります。
見積りで分からないことについては、積極的に質問しましょう‼
上記が、相見積もりを行った方が良い理由の一つになります。
塗装業者の力量を測ったり、誠実かどうかを判断することができます。
まずは、採用したい塗料を決めよう
塗装工事するうえで考えなければいけないことは、建物にどのような塗料を使うのかです。
塗料自体も何百種類もあるので、その中から選ぶとなると難しい問題になりますが、一番は決定権者であるあなたが建物をどうしたいかによって大きく変わってきます。
大きく分けると価格と耐候性に分ける事ができます。
そのことも見積もりに来た塗装業者の人にしっかり伝えなければなりません。
伝える事で塗装業者の担当者はそれに合わせた見積書の作成と提出をしてくれます。
見積もり先に価格の開きがあって迷う場合には!?どう判断する?
数社から相見積を取っている以上は価格の開きは出てくるでしょう。
その差額がどれくらいかによって変わってきますが、全て同じ塗料名に指定した場合、特に難しくなくなるのではないでしょうか?
価格が開いていたからといって過度な値引き交渉は、施工品質の低下を招く可能性があります。
極端な値引きを受け入れる業者には注意してください。
なぜ、そこまで下がるのか理由も聞いてみましょう。
価格以外では保証の内容やアフターフォローがどれだけ充実しているかも大切です。
多少、価格が高くても保証やアフターフォロー、経営状況がしっかりしているのであればそちらを選んだほうが良いです。
塗装工事は完了すればいいわけでなく、その後何十年にもわたって建物を保護する役目があります。
手厚い保証やアフターフォローがある方が安心して過ごすことができます。
参入業者が増えたことで、ますます不透明化している塗装業界
ひと昔前の塗装業界はハウスメーカー・リフォーム会社・塗装専門店の3つでしたが、時代も変わり上記3業種だけでなく、ホームセンターや家電量販店・IT業界による集客サイトと多種多様になっています。
塗装工事を取り扱っている会社が増える事によって価格の値崩れによる品質の低下が懸念されています。
塗装の費用は簡単に言えばマージン、利益、職人費、足場代、塗料代、諸経費で成り立っています。
間接的には広告代も含まれます。
その価格を工事に絡む業者で分け合うのです。
1社でも多くなれば、その分の費用を捻出しなければなりません。
本来、業者が絡み合う場合には、塗装の依頼主の工事代金を高くします。
何社も入る場合、しわ寄せがお客さまにいっていることがあったのです。
しかし競争が激しさを増すことで、いかに安く塗装工事を提供できるかといった状況になり、その価格がサイトなどに記載されています。
額提示をしていますが、本当にこの金額でできるのかといった不安が芽生えるくらいです。
下請けを使っている場合には、しわ寄せが塗装職人にいくことになります。
それで、本当に良い工事ができるのでしょうか⁉
当たり前の話ですが、決められた価格内で利益を出すためには、工事に掛かる費用を少なくしなければなりません。
しかし、下請け工事になると、価格が決まっているため元請けからもらえる額はほとんど決められています。
その中から利益をだそうとします。
その結果、手抜きにつながり施工品質の低下につながるのです。
また、集客サイトでも同じで、紹介料や成約料として請求するところもあり、その費用はお客様の見積もりにそのまま乗っかってきます。
価格競争ばかりに目を向けず適正価格・品質にこだわった会社に依頼することが塗装成功の秘訣です。
最後に
いかがだったでしょうか⁉
見積りといっても、安さだけを見ていれば見逃してしまうことがあります。
例えば、見積もりを依頼した時、他の業者にその項目が無かったとします。
その時、あなたは不思議に思う事でしょう‼
これは、なんで必要なのか。
そして本当に必要な工事なのか⁉
価格割り増しのための工事なのか⁉
見抜くことができるのでしょうか?
建築のことを理解している知り合いを作っておくことで気軽に質問できます‼
一人では、情報が偏る可能性もあるので、複数いれば尚良いでしょう。
情報が多い時代、ネットも上手く活用していけば、間違いのない業者選びができます。
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