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ホントにびっくり!そりゃ羽振りもいいさ!バブル期の職人の最高人工とは⁉

 2018/04/17 建築未来ビジョン
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バブル

私の職人見習い時代のお話

こんにちは!職人メディア『俺たちの腕』にお越し頂き、ありがとうございます。
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そんな想いのある職人たちと管理者で運営しているwebメディアです。
まき

タツヒロさん。
久しぶりの登場ですねー!
本日は何を教えてくれるんですか?

タツヒロ

そーだね!
まきちゃんは、バブルの時代知らないでしょう。
街がどれだけ賑やかだったことか!
何処に行っても、シャッター商店街なんて見かけたことが無かった位なんだよ!

まき

えっ⁉すごーい
そんな賑やかだったんだね

タツヒロ

それだけじゃないんだ!
職人さんもめっちゃ稼いでいたんだ。
今と比較すれば爆稼ぎって感じかな(;’∀’)
それでは、どの位稼いでいたのか見てみようー!

現在、職人不足が深刻だと言われているが、この状況は東京オリンピック前やバブル期にも見られた。

私が知っているのはいわゆるバブルの建設ラッシュと言われていた昭和50年~平成初期のことである。

この頃は、人員を確保するため、ブラジル・中国などから多くの労働者を迎え入れていた。

自身も高校時代からアルバイトで現場に出ていた訳で、既に26~28年前の話になる。
夏休み期間の工事でも、新築の公共工事でも多くの外国人職人が見られたワケだ!

現場に行くと、色んな国の人と話せて楽しかった記憶がある。

ちょっとした国際交流事業かなって感じで、実際に遊びにも連れてってくれたし・・

そういった外国人職人のお陰で、職人不足が補えていたんだ。

外国人職人

職人としての技能レベルはというと、上手かったと思う。
親方になっていた人もいたしね。

自分はと言うと、アルバイト兼見習いの身分として、今で言う忖度しながら頑張っていたよ。

まぁ、コツで血の毛のある親方が多かったので、逆らわないようにしてね。

業界的に見てもそういった親方が多く、厳しさがあったので、根性ある職人が育っていた。

でもスタイルは背中を見て覚えろ的な感じだから、効率は悪かったと思う。
今なら、きっと無言のパワハラって言われるかもしれない。

だって教えないくせに、上手くいかない時だけ怒られるんだからね。
まぁ、教えてくれるくれないは、確かに難し話になるんだけど。

ところで、この時の職人の人工っていくら位だか知ってるかな⁉

内装職人の日当と請負金額

職人の日当

本題のバブルの最高人工は後で書くけど、取り合えず昔の親方達のことね!

基本人工は日当、2万5千円、請負になると㎡1,500円にもなったんだ。
早い職人だと、一日で100㎡は簡単にこなしてた。
つーことは1日で15万円にもなっていたんだ。

それも、毎日とは言わないけど月にすれば10日以上とかコンスタントにあった。

だから、公務員やサラリーマン何て稼ぎが悪いって馬鹿にされていたんだ。
今となっては、正反対になってしまったけど。

知り合いの親方何て、呑み屋でお札ばらまいてたんだって、酔っ払って犬と喧嘩してたような親方だから無理もないんだけど。
その親方の月の請負金額もまた凄かったんだよ。

机の上に、お札を横にして立つって自慢げに話してたんだからね。

お札が立つんだ
まさしくバブルだね!
そういった恩恵を受けられる職人は、今いるのだろうか?

どっかの記事で、建設業の人手不足から、年収1千万円を超えている職人が現れたって書いてあったけど、周りで、そんな話、聞いたことも見たこともない。
それでも、職人が減っているのは事実だから、単価が上がっていってほしいと願う。

ところでなんで職人は少なくなっていってしまったのか知ってるかな⁉

職人減少の理由

のみ

一端、技能の話に戻るけど、現場を任されるかは、何時の時代も難しいものだと思う。
まずは、親方に認められなければならないからだ。

でも、それって親方の私情もあるから、余計厄介なのだと思う。

今でこそ、人事考課など、そー言う仕組みを利用すれば正当な評価を与えることができることが分かるのだが、その辺は若かった・・・
でも、これからはそういった仕組みを作った所が生き残って行く筈なので早く職人を育てることができる環境を整えていかなければならない。

親方になれなければ、この業界に魅力を感じてくれる人が、どんどん減っていくことになってしまうだろう。

ただでさえ、親方の高齢化が進んでいて、ベテラン技術者が減ってしまっているのだから、時が経つだけ技術を継承していく時間も無くなっていってしまう。

若手が育っていない業界は、これからが大変だな!
考え方によってはチャンスでもあるんだけど。

職人減少の理由は、一時の建築不況も挙げられる。

そう、リーマンショック以降の建築不況だ。
建築も段々と良くなり始めていた頃に起きてしまったのである。
私が住んでいるのは小さな街なのだが、あちこちにマンションが建ち、職人も遊ぶことなく潤ってきていた。

リーマンショック

その後のマンションの計画もたくさんあったんだ。

会社もマンションで結構な売り上げを確保できていた。

ところが、リーマンショックでパタッとマンションが建たなくなってしまったんだ。
マンションの計画も次々と頓挫。
仕事が減る一方になる。

こうなると大変なのは、柱となる元請けが無い職人や会社に所属してない職人だ!
もちろん会社もだが。

建築不況

私の知っている限りでも、10人以上は職人を辞めてしまった。
折角、身に着けた技術ももったいない限りである。

同じ年の内装屋さんなんて、サラリーマンになるなんて言ってたな。

これが、私の身近で起こった職人を辞めた理由なんだ!

辞めたというか生活のために辞めざるを得なかったのが正解かな

また、こんなことが起きないように、業界全体で職人の矜持を取り戻していかなければならないと思うんだよ。
あの最高人工の時代がくれば、一気に職人が増えるんだけど。

最後に

大工

結局、バブル期の最高人工は幾らだったのか⁉
まぁ、1日15万円稼げた、後の話になるからインパクトが少ないかもしれないけど、バブル期に一番凄かったのが都庁を建設してた時なんだって。

知り合いの設計士の先生に聞いた話なんだけどね

大工で1日10万円、内装職人で1日6万円
これが、責任施工の請負じゃなくて、日当として支払われていたんだって。
そりゃ~人も街もバブルに湧きますよね!

おしまい。

タツヒロ

良くも悪くもいい時代だったんでしょうか⁉
それとも人間の欲の部分が先行してしまう時代だったのでしょうか⁉
私としては、不思議な時代だったと思っています。

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