『塗料選び力が大幅UP』理想の塗料をゲットする5つのヒント‼

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どうしても塗料が選べない⁉『理想の塗料をゲットする5つのヒント』

あのねダイさん⁉
この前、はじめて塗装するって方に、こんな相談受けたんだよね!
塗料が多すぎて選べないんだって!
それで、何か判断材料になるものは無いかって・・
塗装屋さんには、こんな風にすすめられたって言ってた。
3つのパターンで
☑ 安い塗料
☑ 良く使われている塗料
☑ 性能が凄いけど高い塗料
それで数社から見積もりがでてきたんだけど、塗料のメーカも商品も違うから良く分からないんだって。

あ~よくある話
もう伝え方の問題かな~
実際になんで長持ちするのか?何でいい塗料なのか?
それで、提案の背景にはお家のことが考えられている。って感じかな‼
ここまでは、どの塗装屋さんもやっていると思うんだけど、
確かにメーカーのことや塗料のことが分からないと、すすめられても、チンプンカンプンだと思う。
普段、塗料に馴染みがあれば分かるけど、仕事で扱ってるって人は少ないからねぇ~
でも、逆に分かってる人には話が早いんだ!
あのメーカ使うのね、あーあそこね。とかもう理解前提でのレスポンス
そういったことにも目を向けてみればどうかな⁉

えっ⁉どういうこと・・・
メーカーを調べれば良いってこと

そーだね!
有名塗料メーカーで選ぶってのも一つの方法だよね!!
でも、他にもヒントがあるんだ‼
だから始めて塗装を行う方向けに塗料選びのヒントについて書いてみたよ。
理想の塗料選びに役立ててね!
塗料選びのPOINTとは?実績や人気の塗料、機能性、そういったことにも注目してみてはいかがでしょうか⁉
いざ塗装を行おうと塗料を選び始めると、その種類が非常に多く何にすれば良いのか、どんな塗料を選べばよいのか分からないといった声が聞かれます。
それは、そうですよね~!
私だって、塗装職でなければ、どんな塗料があるのか、何を使えば良いのか分からなかったと思います。
実際に塗装業者でも、世の中に出回っている塗料、全てを把握していることなんて無いんです。
それが、あまり知られていない塗料メーカーになればなる程です。
海外の塗料もありますしね!
また、知らない人が多いんですが、なんと!住環境を改善する塗料もあるんです。
もしですよ、夏場に屋根裏の暑さで困っている方がいたとして、塗装で暑さが和らいで夏でも屋根裏小屋で過ごせたらいかがですか‼
そしたら、住環境改善塗料を採用したくなりますよね~
こういった発想になるのも塗料のことをある程度、知っているからだと思います。
知らない人が屋根裏の暑さを和らげる塗料を使いたいなんていわないですから・・
ただ、何を使えば良いか分からないにせよ、ある程度の要望を聞かせていただければ助かるんです。
また、住環境で困っていることがあれば同様にです。
それは電化製品に例えれば良いでしょうか⁉
例えば電気量販店に行き、店員さんに、カメラが欲しいんだけどといえば、ある程度の目的を聞いた後で、価格の安いタイプ・スタンダードなタイプ・ちょっと機能があるタイプと数種類のカメラを提案してくれると思います。
それでは、少しもったいないような気がするんです。
もっと具体的な要望があったとします。
写真が多く保存できて綺麗に撮れるカメラが欲しいんだといえば、ニーズにぴったりと合わせたカメラを提案してくれる筈だからです。
大きなカテゴリーから選ぶと前述したような提案になり、絞ったカテゴリーからは後述したような提案になるんです。
まぁ、実際にはお家の状態も把握する必要がありますが。

よりお客さまの求めている塗料に近づくには、絞り込んでいくことが必要だと考えています。
その方が意思の疎通もできやすいですから
塗料選びには、お客さまのご要望もお聞かせ頂ければ助かるんです。

機能性塗料には、さまざまな性能があります。
例えば漠然とした、家のお困りごとでも依頼する業者に相談してみれば解決に繋がるかもしれないんです。
もちろん、塗装店から提案はしてくれるでしょう。
ニーズを引き出すために、頑張っているでしょうが、もしかしたら提案する商品に偏りがでている可能性だって無きにせよ有らずなんです。
日頃からのメーカーさんとの付き合いもありますし、お気に入りの塗料もあります。
正直にいえば、そういった背景が無意識に働いてしまっているかもしれません。
それでも、中には、お家の状態やお客さまの要望を踏まえて塗料を提案してくれる塗装店があります。
そういった塗装店は、塗料を使う根拠まで明確にしてくれます。
今までお話ししたように、塗料の選び方によっては、次回の塗り替えまでのスパンが長くできますし、住環境を改善・向上できるんです。
そこで、本日は【塗料選びの困った時に!『お好みの塗料に近づく5つのヒント』】をお伝えします。
安全で選ぶ

家族ためって方も結構いるんですよね。
臭いが気になるシンナーの臭いが気になる方にはこういった商品を選んでます!!
塗料には、臭いの問題があります。
シンナー臭です。
私たちは出来るだけ、臭いの管理もしていますが中には敏感な方がいます。
臭いの出ない塗料が良いという方もいるでしょう。
そういった方には水性塗料や自然塗料がおすすめです。

溶剤の臭いが気になるって方、結構いて、私も現場に出ていた時なんか必要以上に気を使っていました。
お客さまに、そういった体験をお話をさせていただく時もあるんです。
実録、タワーマンション工事の養生はどう行うとかです・・・
安心度で選ぶ!

塗料に限ったことじゃありませんが、良く売れているものを購入することってありませんか⁉
私は、選べない時に、そういった購入の仕方をすることがあります。
売れている多くの塗料を販売している、多く売れている、それだけ安心ですよね‼
売上が多い塗料メーカー、つまり、それはお客さまに選ばれているメーカーなんです。(日本の塗料メーカー売上高TOP1~)
日本における塗料メーカーの売上の上位を押さえておくことも目安になるといえるでしょう。
国内塗料メーカー売上高
企業名 | 売上高 |
日本ペイントホールディングス株式会社(持株会社) | 5357億4600万円 |
関西ペイント株式会社 | 3281億1800万円 |
中国塗料株式会社 | 1150億6600万円 |
エスケー化研株式会社 | 926億2000万円 |
大日本塗料株式会社 | 763億8800万円 |
日本特殊塗料株式会社 | 438億1297万2000円 |
ロックペイント株式会社 | 245億9000万円 |
神東塗料株式会社 | 228億8500万円 |
ナトコ株式会社 | 148億5231万4000円 |

上記のメーカーは歴史があり、多くの塗料を販売しています‼
そういった面で見ても安心ポイントになるのではないでしょうか⁉
お家の住環境を改善‼快適な機能をもつ塗料で選ぶ

エコですし、家に新たな機能が付加できるのも良いですね!
地球環境のためにも住環境を改善・向上しているなかで、売れている塗料を採用してみては‼
前述したように、住環境を改善したり、向上させる塗料があります。
時には、お部屋の空気を改善してくれる。
時には、暑さ寒さを和らげてくれる。
時には、森林浴のようなマイナスイオンがリラックス効果を与えてくれる。
そういった塗料を販売しているメーカを押さえておくと塗料選びに役立ちます。
遮熱・断熱塗料ランキングTOP10
企業名/塗料及び塗料の説明 |
1.日進産業『断熱塗料ガイナ』 |
![]() ガイナは独自の新技術により、夏の暑さや冬の寒さに対応するだけでなく、騒音やにおいにも対応することができます。 夏でも冬でも、昼でも夜でも、住まいの不満を解消し、快適な住環境を実現します。 |
2.日本ペイント『サーモアイ』 |
![]() エアコンの温度設定を緩和できるため、省エネや電気料金の節約につながります。 また、太陽光の反射による温度上昇の抑制によって環境負荷低減に貢献します。 上塗りには「赤外線透過テクノロジー」を採用。 上塗りの遮熱性能を向上させただけでなく、上塗り層で反射できない赤外線をなるべく吸収させずに透過させることで、下塗り遮熱性能との相乗効果を発揮します。 「ダブル反射」 は上塗りと下塗りの遮熱効果を最大限に引き出した遮熱システムです |
3.エスケ―化研『クールタイトシリーズ』 |
![]() 低汚染機能を発揮し、汚れの付着による遮熱効果の低下を防ぎ、長期に亘って高い遮熱性を維持します。 |
4.日本特殊塗料『水性ルーフセラ・パラサーモ関連』 |
![]() また、一般屋根用塗料に加え、鋼板用防食塗料「ビチューロンシルバー」「マッキンレー」や、塩ビ鋼板用塗料「塩ビ鋼板塗替え工法」、 スラリー瓦用塗料「NTスラリー瓦塗替え工法」など特殊下地に対応した屋根用塗料も幅広くラインアップしています。 |
5.アステックペイント『スーパーシャネツサーモシリーズ』 |
![]() 現在、外壁用にも「遮熱塗料」と謳われるものは多くあり ますが、一般の遮熱塗料は経年とともに付着した汚れが 熱を吸収するため、徐々に遮熱効果が低下してしまいます。 超低汚染リファインシリーズは塗膜表面が汚れにくい 超低汚染性を持つ塗料であるため、 汚れによる熱の吸収を防ぎ、長期間経過しても、一般の遮熱塗料よりも遮熱効果を持続させることができます。
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6.ミラクール『遮熱塗料ミラクール』 |
![]() 国内外の数多くの工場や建築物の遮熱に効果を発揮しています。 ミラクールを利用することによりドラム缶36本分の原油の削減、52本の樹木が年間に分解する二酸化炭素相当の節約が可能になります。 オフィスの電気料金もシミュレーションで1ヶ月30万円のコストカットに貢献することが可能になります。 |
7.日本中央研究所『アドグリーンコート』 |
![]() 半導体の封止材等、精密機器(テレビ・携帯・カメラ等)の熱対策に用いられる世界最高峰の素材、真球ナノ・ファインセラミックスを建材塗料に応用しました。 太陽光の近赤外線の効果的な「反射」と「放熱」のWブラインド効果で、塗装した建物外皮を外気温と同温程度に推移させ、”熱だまり”を起こしません。 |
8.関西ペイント『アレスクール』 |
![]() 樹脂の種類によって使う材質や性能も異なるため、長期的な保護にはフッ素タイプ、臭気などの環境配慮には水性など、用途や条件に合った塗料を選択することが大切です。 |
9.大日本塗料『遮熱塗料 エコクールシリーズ』 |
![]() 遮熱塗料は、地球温暖化現象の一因となるヒートアイランド現象を緩和できる材料として注目されています。 |
10.スズカファイン『』ワイドシリコン遮熱・ワイドエポーレFクールなど |
![]() 高反射性顔料とセラミックバルーンの相乗効果により、太陽光の近赤外波長域を反射しますので、抜群の遮熱効果を発揮します。 2液形の強靭な塗膜は密着性・耐久性に優れ、緻密な塗膜が汚れの付着を防ぐ低汚染タイプです。 防かび防藻タイプ 屋根・外壁対応、セメント系・金属系素地対応なので、オール遮熱仕様が設定可能です。 |

機能性塗料良いですよ~‼
採用された方はの多くは本当にやって良かったといいます。
実際にこんな話もあります。
塗り替えをした後、施主さんに、怒られたのかとビックリしたとのことで・・
その施主さん、もともとは断熱性能で塗料を選んだそうです。
ただ遮音効果もあったんです。
それで、雨の日に雨音が聞こえずらくなって洗濯物を取り込むのが遅くなったっていうんですね。
結果としては、それだけ凄いって言ってくれたんです。
みんなが使ってる塗料で選ぶ

売上に似ていますが、ちょっと違います。
塗料全般ではなく、機能性塗料に特化しているからです。
例えば機能性塗料になれば、ガイナが一番売れています。
人気の塗料塗料選びに本当に困った方は、これが良いかもしれません。
メーカーの売上高にも似ているかもしれませんが、みんなが使っている塗料は、あまり知られていない塗料よりは安全だということです。
さらに年数が経っているほど安心です!
もし、その塗料に問題が発生しているならば、直ぐに広がってしまいます。
塗装業者にも横の繋がりがありますし、それに今の時代ならすぐにネットで知られるようになります。
当然ですが、請け負ったからには責任があります。
問題がある塗料は使いたくありません。
そういった意味でも良く使われている塗料は安全という訳です。
価格で選ぶ

やっぱり価格が安いのが一番だという方は、流通量の多い塗料の中で選べば良いかもしれません。
コストバランス価格とは、何も安いだけのことではありません。
機能と価格のバランスが取れた塗料が良い塗料と言えます。
やっぱり価格で選びたいという方は、機能と価格のバランスが取れた塗料を選ぶことがおすすめです。
この価格という考え方は、1回の塗り替えに対してなのか、長期的に見てなのかで変わってきます。
新築時、住宅を建てるために、壁材・屋根材・雨どいなどさまざまな材料が使われます。
これらの材料、劣化速度はすべてが均一だと思いますか⁉
違うんですよね!
もしもですよ、雨どいが15年の寿命、外壁が20年の寿命、屋根が30年の寿命だったと仮定したとします。
基本的にこの3種類の工事をするには足場の設置が必要です。
そしてこの足場の費用、決して安いものではありません。
雨どいを交換する時期に外壁塗装をやってしまった方がお得ということです。
つまり建材の劣化を想定した塗り替えをすると次のようにした方が良いんです。
(30年で必要とする工事)
1回目=雨どい+外壁
2回目=雨どい+外壁+屋根
もし、雨どいしか交換しなかった時には
(30年で必要とする工事)
1回目=雨どい
2回目=外壁
3回目=雨どい+屋根
結果として工事の回数に違いがでてきます。
足場代と諸経費は1回の工事に必ず必要になります。
また、効率も変わってきます。
出典:https://www.n-kokudo.co.jp/index.html
そのため安いといっても一概に金額が安いのか、メンテナンスサイクルまでを計算してライフサイクルコストが均一になるのかで全く意味が異なってくるのです。
どうしても割安というと近視的な意味で捉えがちですが、実は、長い時間で考える必要もあるんです。
【番外編】新商品で選ぶ

新商品は優れた機能を持つものや、耐久性がさらに向上したもの、性能は同じでもコストメリットがあるものなどが販売されます。
慎重に選びましょう。
新商品
まだ、実績が少ないものもありますが、世に出るまでにはメーカーによって各種試験が行われます。
既存の塗料より機能が優れた塗料が多いです。
現在、塗料はさらに、進化していて、毎年のようにグレードの高い塗料が登場しています。
どれも凄い商品です。
商品化する前にはいくつもの試験が繰り返し行われて完成します。
ただ実際の住宅に使われて間もないということがあります。
実現場で不具合が発生し、お蔵入りになった商品も少なからずあるのです。
こういった塗料を採用する時はメーカーの保証があるのか確認しましょう。
新商品の例 |
『ラジカル制御塗料』 |
![]() 理由は、シリコン塗料より高耐久で、価格がそれほど変わらないからです。 実際、外壁塗装を行う際の塗料代のウエイトはそれほど高くありません。 ですから、一斗缶の価格が数千円高くても、それほど㎡単価に影響がないのです。 |
『4フッ素塗料』 |
![]() そう、フライパンやキッチンバサミなどに使われていて高耐久な性能を発揮する物質です。 もともとフッ素は塗料の中で、グレードの高い塗料として知られていますが、フッ素の中でさらに、その上を行く塗料が開発されたことになります。 ただでさえ高耐久なんですが、弱点があったとのこと。 |
最後に
いかがったたでしょうか⁉
塗料選びに際し、価格に目が行きがちですが、色んな目的を持って作られている塗料もあるんです。
もちろんコストダウンといったことに対しても各メーカーは努力しています。
また、住環境向上のため新たな機能をもった塗料も、開発されています。
お客さまの日ごろのお困りごとをリサーチして商品開発を行っているメーカーがあるんです。
塗り替えを行おうと思ったら、まずはどのような塗装を行いたいのかを考え、その目的に近づくよう塗料選びをしていきましょう。

塗料メーカーではありませんが、窓からのお困りごとを分析して商品開発しているメーカーさんがいるんですが、本当にすごいなぁと思っています。
風を通して花粉を遮る網戸やペット用の網戸、防犯も考えられている網戸なんかあるんですよ。
まだまだ、言い足りませんが、良く市場が調べられているなぁって~
こういった商品を取り扱うことで、私たちも新たな価値を提供できるんです。
それでは、また
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